当診療所について

ごあいさつ

岡本敏幸所長

　当診療所は、昭和35年、旧上中町立診療所として設立され、以後数々の環境変化に対応し、紆余曲折しながらも、長きにわたり地域医療を実践してまいりました。
　昨今、社会保障の観点から、高齢化社会とそれを支える現役世代のマンパワーや経済問題がクローズアップされておりますが、それ以外にもいつ襲ってくるかわからない大小の災害、国内外における政治経済の不安定など、我々が今後向かう先には、多くの問題が待っているものと思われます。
　このような中、地域住民の皆様と共に悩み、共に考え、共に生きていくため、以下の理念を掲げました。
『一人ひとりに寄り添い、健康とその人らしい生活を守る』
職員一同、この理念を常に念頭に置きながら、患者さん一人ひとりの要望に応じた丁寧な診療を心がけ、個人の尊厳を大切にした医療を提供します。また、自治体、他医療機関、地域の介護事業所などとの多職種連携を図ることで、地域の健康パートナーとして信頼される存在を目指します。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

施設概要

施設名

若狭町国民健康保険上中診療所

開設年月日

平成28年4月1日

開設者

若狭町長

病床数

許可病床数19床《一般病棟19床》

診療科目

内科、整形外科、リハビリテーション科、歯科、小児科（休診中）

施設基準等

厚生労働大臣の定める掲示事項

当診療所は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

入院基本料について

当診療所は、厚生労働大臣が定める基準による看護配置を行っており、次の通り近畿厚生局福井事務所に届出を行っております。　

届出・入院基本料に関する事項

近畿厚生（支）局長への届出事項について

施設基準一覧　

届出・入院基本料に関する事項

明細書の発行体制について

当診療所では、領収書の発行の際に、個別の診療報酬算定事項のわかる明細書を無料で発行しています。発行を希望されない方は、受付窓口にその旨をお申し出ください。
また、令和６年11月より、領収書及び明細書の再発行を希望される場合、再発行手数料として1枚50円（税込み）を頂戴いたします。

保険外負担について

当診療所では、個室使用料、証明書・診断書などにつき、そのご利用に応じた実費の負担をお願いしております。

保険外料金表（医科）

保険外料金表（歯科）

特別の療養環境（個室使用料）　
診断書・証明書及びその他保険外負担となる費用　　
前歯部の金属歯冠修復に使用する金合金又は白金加金の支給に関する事項
金属床による総義歯の提供に関する事項

　金属床総義歯は料金の一部が保険で支払われます。
　総義歯（総入れ歯）の床の部分に金属を使用したもので、通常の義歯と比べて　　床が薄く、快適にご使用できます。なお、歯ぐきの状態などにより金属床総義歯が適さない場合があります。事前に主治医にご相談ください。領収書は必ずお受け取りください。

金属の種類	金額（税抜き）
チタン床	250,000円（１床あたり）
コバルト床	200,000円（１床あたり）

医療情報取得加算（医情）について

当診療所は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な情報を取得・活用することで質の高い医療の提供に努めています。

マイナ保険証によるオンライン資格確認などの利用に、ご理解ご協力をお願い申し上げます。

医療ＤＸ推進体制整備加算（医ＤＸ）について

当診療所は、医療ＤＸを通じた質の高い診療提供を目指しております。

オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を、閲覧又は活用して診療をできる体制を整えています。
マイナ保険証利用を促進するなど、医療ＤＸを通じて質の高い医療を提供できるよ取り組んでいます。
電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスなど、医療のデジタル化に向けた取り組みを推進しています。

院内感染防止対策について

当診療所では、院内感染を防止するために、徹底した滅菌対策を実施しております。院内感染対策防止等に関する研修を受けた常勤の医師、歯科医師及びスタッフがおります。

歯科外来診療医療安全対策加算（外安全）について

当診療所では、医療にかかわる医療安全について以下のとおり取り組んでいます。

医療安全、医薬品業務手順等、医療安全対策に関わる指針の策定をしています。
医療安全対策に関わる研修の受講ならびに従業員へ研修を実施しています。
安全で安心な医療環境を提供するための装置、器具などを設置しています。（ＡＥＤ，パルスオキシメーター、酸素、血圧計、救急蘇生キット、歯科用吸引装置など）
医療機器の洗浄・滅菌を徹底するなど、院内感染防止策を講じています。（オートクレーブ、消毒器）
当診療所では、医科の診療科も標榜しておりますので、緊急時には自診療所で対応させていただきます。

在宅医療ＤＸ情報活用加算（在ＤＸ）について

当診療所は、医療ＤＸを通じた質の高い診療提供を目指しております。

居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して、計画的な医学管理の下に、訪問診療を実施しています。
マイナ保険証利用を促進するなど、医療ＤＸを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなど、医療のデジタル化に向けた取り組みを推進しています。

一般名処方加算について

当診療所では、後発医薬品の使用促進図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み意等を実施しております。

後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方（※一般的な名称により処方箋を発行すること）を行う場合があります。

一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。

一般名処方とは：お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。これにより供給不足のお薬であっても同じ有効成分を含む異なる商品が選択肢として考えられるため、供給不足の際でも患者様に適切なお薬を提供することができます。
後発品のある先発品（長期収載品）について、患者様自らが長期収載品を選択した場合には、後発医薬品との差額の一部を「選定療養費」として自己負担していただくことになります。

長期収載品の処方等又は調剤に関する事項

情報通信機器を用いた診療について

当診療所は、情報通信機器を用いた診療を行っております。

なお、情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬の処方は行いません。